物価高が続いており、日々の生活費に負担を感じている方も多いのではないでしょうか。
支給要件を満たしている場合、申請手続きを行うと、年金に上乗せして「年金生活者支援給付金」が支給されるケースもあります。
この記事では「年金生活者支援給付金」の特徴や支給要件、2026年度の給付基準額、請求手続きについてわかりやすく解説します。
基礎年金を受給している方は、支給対象になっていないか参考にご覧ください。
1. 【年金生活者支援給付金】とは?
「年金生活者支援給付金」は、年金やその他の所得が一定基準に満たない場合に支給対象となる給付金です。
1.1 年金生活者支援給付金の財源
年金生活者支援給付金の財源となるのは、2019年10月に始まった消費税の引き上げ分です。
「年金生活者支援給付金の支給に関する法律」の第4条で、以下のとおり明記されています。
「年金生活者支援給付金の支給に要する費用の財源は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律の施行により増加する消費税の収入を活用して、確保するものとする。」
引用:e-Gov法令検索「年金生活者支援給付金の支給に関する法律」
現在の年金生活者支援給付金制度が始まったのは2019年10月。
同時期には、消費税が8%から10%に引き上げられており、この引き上げ分の税収を用いて、対象者に支給されています。
老齢年金、障害年金、遺族年金のそれぞれの年金に給付金が設けられており、2カ月に一度の偶数月に、公的年金に上乗せして支給されます。
なお、年金生活者支援給付金の給付額は、年度ごとに見直しがおこなわれます。