これではお互いがストレスを抱えることになり、家事や育児の分担も行ないにくくなってしまいます。コミュニケーション不足が深刻化し、夫婦関係が破綻する可能性も否定できません。

さらに、お金の使い道を相談する時間も失われ、結果的に金銭面の問題に発展するケースも存在します。それに加え、食事を別々で用意したり、お風呂をその都度追いだきしたりと、余計なコストがかかってしまうというマイナス面も。生活サイクルが異なるだけで、夫婦関係だけでなく、金銭面にも悪影響をもたらしてしまうのです。

そんなことにならないよう、お互いが顔を合わせる時間をどうやって生み出せばよいか、夫婦で話し合っておきましょう。どうしても仕事の時間が減らせない状況なら、残業の少ない会社や子育てサポートが整った会社に転職することも1つの手。子どもが生まれる前に、よりよい職場への転職活動を始めてみるのもいいですね。

周囲の力を借りる選択肢も

子どもを育てる生活は、想像以上にハードなもの。すべて自分でこなそうとすると、対応しきれずパンクしてしまうこともあります。そうならないためにも、周りの力を借りておくことがポイントです。

出産後もバリバリ働いている女性のなかには、各種のサービスや製品をうまく活用し、家事や育児の負担を減らしている人も多くいます。たとえば、認可保育園に通えない場合、無認可保育園やインターナショナルのプレスクールを利用する。また、時短できる最新家電の購入や、家事代行サービスを依頼するなど。

費用はかかるものの、その分、働ける時間を確保したり、短縮できた家事の時間を子どもとのふれあいタイムにあてたりと、多くのメリットを得ることができます。

キャリアを重ねたい方、育児と仕事を両立したい方は、周囲の力を借りて自分の負担を減らすことを考えておきましょう。

まとめ

「結婚後もバリバリ働いてお金に困らない生活を送るぞ!」と思っていても、出産・育児でブレーキがかかってしまうこともあります。育児期間の壁を乗り越えるには、上司にキャリアプランを伝える、夫婦で生活リズムをあわせるなど、事前の取り組みが大切です。

「私だけでなんとかしなきゃ」と自分に厳しくなりすぎず、周りのサポートに助けられなら結婚生活を過ごしてくださいね。

LIMO編集部