「おもてなしの心を持つことが素晴らしい」と言われることの多い日本。昔「お客様は神様です」というフレーズが流行ったこともありましたね。しかしなかには“お客様”という立場を利用して、理不尽な要求をする人もいるようです。
そしてお店で誰かが偉そうに振る舞っていると、それを見た人も不愉快な気持ちになるもの。今回はママたちが目撃した、モンスターカスタマーのエピソードをご紹介します。
自分さえよければいいの?
モンスターカスタマーの特徴のひとつは、まるで自分のことしか見えていないような態度。周囲の状況には目もくれず、自らの要求を通そうとする人たちの例を見てみましょう。
「スーパーのレジとかで、うしろが混雑しているのに急にクレームつけだす人いますよね。よくよく聞いていると、目玉商品が売り切れとか、どうしようもない理由なことがほとんど。子ども連れで買い物するときはグズらないように私も必死で工夫しているのに、レジの流れを止める人がいると腹が立ちます。文句があるにしても、レジの人に言うのって違うと思いませんか?」
「小児科で『こんなに熱が高くてぐったりしているのに、早く診てよ。待合にはすごい咳の子もいるし、ほかの風邪もうつっちゃいそう』ってブツブツ文句言っている母親がいて、嫌な気分になりました。まるで、自分の子を優先して!と言っているような口ぶりでしたから。看護師さんが見るからにマズイと判断して優先的に診察するのは許せますが…早く診てもらいたいのも、病院でほかの感染症をもらいたくないのも、みんな同じですよね」