「主人が配送会社で働いています。赤ちゃんがいる家庭に荷物を届けたら『インターホンの音で子どもが起きた! どうしてくれるの』って怒られたらしいです。同じ子育て中の身として、まぁ気持ちが分からなくもないですが…でも配達したのは昼間ですよ。なんだか理不尽だと思いませんか?」

「うちは子ども向けのおもちゃを販売しています。販促としてサンプルを置いておくこともあるのですが、そこで子どもが夢中になって遊ぶこともしばしば。親が『もういい加減行くよ~』と声をかけるのに、子どもは『まだ!』と言ってなかなか動かない姿もよく見かけます。そこまではいいのですが、たまに『こんなところに、おもちゃを遊べるように置いておくからだ』と怒る人がいるんです。理不尽すぎて、私もそういう人には『申し訳ございません』とは言いません」

インターホンの音で子どもが起きてガッカリするとか、おもちゃのサンプルで足止めを食らうというのは、私たち親にはあるある話なのですが…そのイライラを他人にぶつけるのは、完全な八つ当たりですね。お店の方が気の毒です。

モンスターカスタマーの負のオーラに引きずられないで

いくら“お客様”の立場だからといっても、なんでも思い通りにしてもらえるわけではありません。モンスターカスタマーがいると、周囲にいる人の気分も最悪に。イライラの連鎖が起きるようで、なんだか悲しいですね。

理不尽な主張をしている人に出会ったら、わが身を振り返るチャンスだと思ってポジティブ転換してみましょう。自分の行動を見直す機会にしてみるといいかもしれませんね!

桜井 まどか