2025年11月になり、朝晩の冷え込みがいっそう厳しくなってきました。暖房費や食費など、冬に向けて出費がかさむ時期に、「年金と貯蓄だけでこの冬を乗り切れるだろうか」と不安を感じる方も少なくありません。
特にシニア世帯では、毎月の生活費と年金収入のバランスが家計の安定を左右します。
老後の生活設計を考える上で、年金受給額と必要な貯蓄額を把握することは重要です。厚生年金の平均月額は約14万6000円です。
そこで本記事では、「みんなはいくら貯めていて、どれくらい使っているのか?」というリアルな視点から、高齢者世帯の家計を読み解きます。
冬の生活設計を見直すきっかけとして、ぜひ参考にしてください。
1. 国民年金・厚生年金の平均受給額
厚生労働省の資料を参考に、令和5年度における国民年金・厚生年金の平均受給額を解説します。
厚生年金を夫婦で受給できる場合は約27万円、専業主婦世帯の場合は22万円前後がざっくりとした受給額になります。
ただし、実際には社会保険料や税金などが天引きされるため、最終的な手取り額はもう少し少なくなるでしょう。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。合同会社柴田人事労務オフィス代表社員。
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)