厚生年金と国民年金、60～90歳以上が"実際に"もらっている平均月額はいくら？一覧表で見る

次回の年金支給日は10月15日です。

厚生年金と国民年金は毎年変わり、2025年度現在では以下の金額例が提示されています。

令和7年度の年金額の例

出所：厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」をもとにLIMO編集部作成

※昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金の満額は月額6万9108円
※厚生年金は「男性の平均的な収入（平均標準報酬（賞与含む月額換算）45万5000円）」で40年間就業した場合に受け取り始める年金（老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金（満額））の給付水準

とはいえ、すべての人が上記の金額を受け取るわけではありません。周知のとおり、実際の受給額は現役時代の働き方や加入状況によって大きく異なります。

そこで本記事では、厚生労働省の最新データをもとに、60歳代から90歳以上までの平均年金額を年齢別・男女別に一覧で紹介します。

年金額に少しでも興味を持たれた方は、ぜひご自身の年金見込額を確認してみましょう。

1. 厚生年金、"実際に"もらっている平均月額はいくら？

厚生労働省年金局が発表した「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」のデータをもとに、年齢ごとの平均年金月額を一覧形式で見てみましょう。

まずは厚生年金（国民年金部分を含む）の平均年金月額を確認します。

※65歳未満の厚生年金受給者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢が引き上げられたため、報酬比例部分のみ受給している方も含む。