2. 【子供の誤飲事故】子どもが食べ物で窒息したと思ったら、すぐに救急車を要請

国民生活センター事故事例

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他のケースでは、3歳の子どもが飴玉タイプのチーズを食べのどに詰まらせた事例が挙げられています。この場合は、すぐに吐き出し大事には至らなかったそうです。

さらに、子どもに1人で球形のチーズを食べさせていたところ急にむせ始めたケースもあります。

泣き声は出ていたがかすれ声で、顔色が悪くなったことですぐに救急車を呼んだそうです。また、保護者は背後から腹部突き上げ法を行ったが出なく、口の中に指を入れて掻き出すとドロドロのチーズの小片が出てきて顔色が良くなったとのことです。

国民生活センターからのアドバイスとしては、丸くてつるっとした食べ物、粘着性の高いものなど窒息を起こしやすい食品の特性を知るように注意が必要だとしています。

また、子どもが食べ物で窒息したと思ったら、すぐに救急車を要請して待っている間に背部叩打等による異物除去を試みることが大切です。

球形のチーズ以外にも、飴、パン、豆類などの食品も窒息につながりやすく、死亡事故が発生しています。

また、子どもは大人が目を離した隙に思いがけない物を口に入れることが多くあります。誤飲を起こさないためにも、しっかりと保護者が気をつけることが大切です。