2. 就職氷河期とは?不本意非正規労働者は約35万人

就職氷河期は、バブル崩壊後の1990〜2000年代頃です。この時期に就職活動を行った世代を就職氷河期世代といいます。

この就職氷河期世代の人の中には、大卒であっても正規雇用に就けない方もいます。

たとえば、内閣官房就職氷河期世代支援推進室が公表している「就職氷河期世代等の支援について」という資料によると、氷河期世代の不本意非正規雇用労働者は約35万人とのことです。

過去のデータからみると11万人減少していますが、それでも数十万人が本意ではない仕事に就いていることがわかります。

政府としては、正社員化支援として専用窓口を設置したり、非正規雇用労働者を正社員にした企業への助成をしたりするなどの対策を行っており、実際に正社員として就職や正社員へ転換をした方もいます。政府の対策についても情報を集めるようにしましょう。