3. 高額療養費制度で負担上限額は決められている!
2025年10月より医療費が2割負担となる世帯は、医療費の増加による家計の圧迫を危惧しているかもしれません。
ただし、後期高齢者医療制度には高額療養費制度が適用されるため、月の自己負担医療費には上限があります。
たとえば、一般の適用区分(年収156万円~約370万円)で2割負担となる人は、外来のみで月1万8000円、外来と入院を合わせて月5万7600円が上限額です。
そのため、2025年10月より医療費の負担が増えることは確かですが、上限なく負担が増加するわけではないことを覚えておきましょう。
4. 自分の医療費の負担割合を確認しよう!
本記事では、高額療養費制度における医療費の窓口負担割合について解説しましたが、自分の医療費の負担割合が気になる人もいるでしょう。
そのような人は、政府や自治体がHPなどに掲載している負担割合の適用要件を確認してみてください。
また、政府広報オンラインには負担割合を把握できるフローチャートも用意されています。
ぜひ、これらも活用して、自分の負担割合を確認してみてください。
参考資料
苛原 寛