2. 国家公務員と地方公務員の平均給与・賞与はどれくらい?
国家公務員と地方公務員では、給与の仕組みや支給水準に違いがあります。ここでは、最新の統計をもとに両者の平均給与・賞与を見ていきましょう。
2.1 国家公務員の平均給与・賞与
人事院「令和7年国家公務員給与等実態調査」のデータによると、国家公務員(全俸給表)の平均給与月額は42万4979円(※)となっています。
※令和7年1月15日現在に在職する常勤職員を対象
また、内閣人事局の報道資料によると、令和6年6月期および令和6年12月期の賞与(平均支給額)は以下のとおりです。
- 令和6年6月期:約65万9400円
- 令和6年12月期:約65万2800円
ただし、職種や年齢、勤務地などによって幅があるため、あくまでも平均値であることを理解しておきましょう。
2.2 地方公務員の平均給与・賞与
総務省「令和6年地方公務員給与実態調査結果等の概要」によると、全地方公共団体の平均給与月額は36万1724円(国比較ベース)となっています。
なお、地方公務員の平均賞与は単純に算出できないため、東京都職員の一人当たり平均支給額(推計、令和7年度の夏季特別給)を見てみましょう。
東京都の場合、平均年齢41.5歳で一人当たりの平均支給額は104万7139円となっています。
ただし、国家公務員と同様に、職種や年齢、勤務地などによって幅があるため、あくまでも平均値であることを理解しておきましょう。