2. 年金受給額の実態(国民年金と厚生年金)
現在の平均的な年金受給額を知っておきましょう。
厚生労働省年金局が公表した「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によれば、平均受給額は国民年金で月額5万7584円、厚生年金(国民年金を含む)で月額14万6429円となっています。
2.1 ポイント解説
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男女差が大きい:特に厚生年金は現役時代の勤務状況に左右されるため、女性の受給額は男性よりも低い傾向にあります。
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単身高齢者は厳しい水準:基礎年金のみの人の平均受給額は月額6万円前後にとどまり、生活費をまかなうには厳しい水準です。
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夫婦世帯の場合:厚生年金を受給している男性+国民年金を受給している女性という夫婦のモデルケースでは「夫婦で月22〜23万円程度」が目安とされています。
このように、年金額の実態を踏まえると、10月からの制度改定による数千円規模の変化も、家計に与える影響は決して小さくありません。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】