貯金1000万円って単身世帯で普通にあるの?

平均値と中央値で考える

先ほど平均額が1234万円としましたが、ここではその内訳の主な金融商品を見ていきましょう。

  • 預貯金:515万円
  • 株式:220万円
  • 投資信託:115万円
  • 生命保険:119万円
  • 個人年金保険:112万円

こうしてみると、一口に貯蓄で1000万円以上とは言いますが、預貯金だけであれば平均値で500万円という方がより正確といえるでしょう。

まとめにかえて

預貯金が多いのは流動性を意識すれば当然かもしれませんが、株式や投資信託、また生命保険などもそれなりの比率を占めていることが分かります。金融資産も預貯金だけではなく、保険などや有価証券も含めてポートフォリオで見ていく必要がありそうです。

【ご参考】金融資産とは何か

当調査で含まれる金融資産には、預貯金、生命保険、損害保険、個人年金保険といった保険、また株式、投資信託、債券といった有価証券と財形貯蓄が含まれます。

【用語解説】中央値と平均値とは

平均値とは、データの値を合計しそのデータ数で割ったものを言います。また、中央値については、データの値を順に並べ、その中央にある値を中央値(メジアン)といいます。値が偶数個の際には、中央の2つの値の平均値をとります。

【参考文献・データ】

知るぽると「家計の金融行動に関する世論調査」[単身世帯調査](2018年)

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX