みんないくらの貯金を持っているのか。気になる方も多いのではないでしょうか。2018年11月9日に金融広報中央委員会(事務局 日本銀行情報サービス局内)の「知るぽると」が発表したデータでは、単身者世帯の金融資産保有状況が確認できます。今回は当公開データをもとにどのような金融資産をどの程度保有しているのかについて見ていきましょう。
金融資産保有世帯の金融資産保有額の平均
同調査によれば、金融資産を保有する単身世帯の金融資産保有額の平均値は1234万円。また、中央値は515万円となっています。こうしてみると、平均値では貯蓄が1000万円以上あると言えます。
もっとも、平均値で1000万円を超えるとしましたが、金融資産を持たない世帯をいれると平均値は744万円、また中央値は50万円となります。
平均値だけを見ていていても自分の金融資産額がどの程度の位置にあるのかが分からないので、分布についても見てみましょう。
金融保有額ごとの分布はどうか
ここでは、金融遺産保有世帯のその保有額レンジごとに比率をみていきましょう。