2. 【平均貯蓄額】家族「私の年代はいくら?」貯蓄1000万円超の割合も知りたい
次に同資料より二人以上世帯をみていきます。
2.1 【貯蓄額の一覧表】二人以上世帯の貯蓄額の平均値と中央値
- 20歳代:平均値383万円・中央値84万円
- 30歳代:平均値677万円・中央値180万円
- 40歳代:平均値944万円・中央値250万円
- 50歳代:平均値1168万円・中央値250万円
- 60歳代:平均値2033万円・中央値650万円
二人以上世帯ではおひとりさまよりも基本的に多く、平均は30歳代で約700万円、40歳代で900万円台、50歳代では1100万円台となりました。60歳代では以前話題となった「老後2000万円」の2000万円を超えています。
ただし中央値は60歳代未満ではいずれも300万円未満となっています。貯蓄1000万円以上の割合もみていきましょう。
2.2 20歳代「貯蓄1000万円超の割合」
20歳代・二人以上世帯の場合は8.7%となっています。
2.3 30歳代「貯蓄1000万円超の割合」
30歳代は18.4%でした。
2.4 40歳代「貯蓄1000万円超の割合」
40歳代は24%。およそ4世帯に1世帯となっています。
2.5 50歳代「貯蓄1000万円超の割合」
50歳代は28.4%となりました。お子さんがいるご家庭では教育費や住宅ローンなどがかかる一方で、子どもが巣立つと老後前のラストスパートとして貯蓄を貯めやすくもなるでしょう。
2.6 60歳代「貯蓄1000万円超の割合」
60歳代になると42.7%まで増えています。そのうち20.0%は3000万円以上となっています。
一方で60歳代の過半数は貯蓄1000万円未満となっており、計画的な貯蓄を考えたいものです。