【新NISA】月3万円×年率3％×30年で資産はいくらになる？積立シミュレーションを解説 老後資金に差がつく｜新NISAで積立した場合のメリットも確認

4. 新NISAの「つみたて投資枠」で積立投資すると資産はどのくらい増える？

2024年1月から導入された「新NISA」のつみたて投資枠を利用して積立投資を行った場合、どの程度資産が増えるのかシミュレーションしてみましょう。

ここでは条件を「毎月3万円を積み立て、年率3％で運用、期間は30年間」として試算します。

4.1 積立投資「月3万円×年率3％×30年間」の運用収益はどのくらい？

元本・運用収益：総額

• 開始：0円
• 2年目：72万円・2万1085円：74万1085円
• 4年目：144万円・8万7936円：152万7936円
• 6年目：216万円・20万3382円：236万3382円
• 8年目：288万円・37万422円：325万422円
• 10年目：360万円・59万2243円：419万2243円
• 12年目：432万円・87万2228円：519万2228円
• 14年目：504万円・121万3969円：625万3969円
• 16年目：576万円・162万1280円：738万1280円
• 18年目：648万円・209万8210円：857万8210円
• 20年目：720万円・264万9060円：984万9060円
• 22年目：792万円・327万8393円：1119万8393円
• 24年目：864万円・399万1058円：1263万1058円
• 26年目：936万円・479万2199円：1415万2199円
• 28年目：1008万円・568万7281円：1576万7281円
• 30年目：1080万円・668万2107円：1748万2107円

30年間にわたり毎月3万円を積み立て、年利3％で運用した場合、最終的な資産額は約1748万2107円になります（元本1080万円、運用益668万2107円）。

NISAを利用しない場合、この利益には約20％の税金が課されるため、約133万6000円が差し引かれ、手取りの利益は約534万4000円に減少します。

一方でNISA口座を活用すれば、この税負担を免除できるため、非課税の恩恵は非常に大きいといえます。

もちろん、このシミュレーションはあくまで想定条件に基づくものであり、実際の投資成果は年ごとに変動します。

しかし、長期にわたって投資を続けることで、こうした変動を平均化し、リスクを分散することが可能です。

短期的な値動きに振り回されず、長期的な視点で資産を育てていく姿勢が大切です。