3. 常緑多年草を活用して「ガーデニング代を節約する」6つのコツ

お金をかけない庭づくりで常緑多年草を活用するコツをお伝えします

紙コップにローズマリーを植えている様子

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3.1 手間がかからず強健な品種を選ぶ

手間やランニングコストを抑えることが、お金をかけない庭づくりの大切なポイント。乾燥した場所や痩せた土壌でもよく育つ常緑多年草を選ぶと、水や肥料を与える頻度を減らせます。

3.2 株分けや挿し芽で増やす

常緑多年草は毎年株が充実していくため、大きくなった株を分けて再利用したり、挿し芽で増やしたりすることが可能です。これにより新しい苗を買わずに庭の植栽スペースを充実できます。

3.3 日陰や半日陰も有効活用

建物の影や樹木の下などには、耐陰性の強い常緑多年草がおすすめです。植えるものがなく空いていたスペースを無駄なく活用でき、限られた面積の庭を最大限に生かすことができます。

3.4 葉の美しさで花に頼らない演出

葉の色や形の美しさが魅力の常緑多年草を取り入れると、花が咲いていない時期でも彩りのある庭に。季節ごとに苗を買い足さなくてもよいため、ガーデニング代を節約しつつ、1年を通して華やかな庭になります。

3.5 グランドカバーで雑草対策

地面をおおう性質の常緑多年草は、雑草の繁殖を抑制するのに効果的。マルチングなどの資材購入の費用や、草抜きの手間を減らすことができます。

3.6 低木として使える常緑多年草を植える

常緑多年草の中には大きくなると低木のような大株になるタイプもあります。樹木を購入するよりも安価に立体感を演出でき、庭のシンボルツリーにピッタリです。

4. 常緑多年草はローコストガーデンの強い味方

植えっぱなしにでき、1年を通して庭をみずみずしく彩ってくれる常緑多年草。花が咲く時期だけでなく、葉の色や形も楽しめるので、季節ごとの表情の変化も魅力です。

大きなコストをかけることなく、美しい緑に囲まれた心地よい庭をつくってみませんか。