2. 高齢者は4割が「普通」5割強が「苦しい」

厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」を見ると、高齢者世帯の生活意識を知ることができます。「大変苦しい」と回答した人の割合が25.2%、「やや苦しい」と回答した人が30.6%となっており、55.8%が生活に苦しさを感じている状況です。

感じ方には程度の問題があるとはいえ、多くの方は息苦しさや普段の生活で制約を感じている様子が見て取れます。

現役世代の方は、老後生活に少しでもゆとりを持たせるためにも、できるだけ長く働いて受給できる年金額を増やすことを意識しましょう。

あわせて、NISAやiDeCoで資産形成を行い、取り崩すための資産を用意することをおすすめします。