3. 75歳以上でも働く人は増えている
2025年6月に公表された内閣府「令和7年版高齢社会白書(全体版)(PDF版)」によると、75歳を過ぎても働く人の割合は年々上昇しています。
【75歳以上の労働力人口】
- 2024年:12.2%
- 2023年:11.5%
- 2022年:11.0%
75歳以上でも働く人の割合は上昇しており、高齢期でも自分らしく活躍できる場は広がっています。
体力や希望に合わせて働けば、生活費や年金を補えるだけでなく、新しい生きがいや人とのつながりも得られます。
老後の資金に不安がある方にとっても、「収入を増やすために働く」選択は、前向きな暮らし方の一つといえるでしょう。
4. まとめにかえて
老後の生活に備えるためには、年金額や貯蓄の実態を知り、自分の生活設計にどう活かすかを考える必要があります。
老後を前向きに楽しむためにも、自分に合った資金作りと暮らし方を見つけていきましょう。
参考資料
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 内閣府「令和7年版高齢社会白書(全体版)(PDF版)」
円城 美由紀