すでに9月へ突入していますが、みなさんは夏休みを利用して実家に帰省したでしょうか? お盆の期間にお墓参りをした人も多く、実家の「お墓」について、いろいろと考えるタイミングもあったと思います。
そこで、今回は実家のお墓に関する悩みを集計したランキングを紹介します。AlbaLinkは、全国の男女500人を対象に「実家のお墓に関する意識調査」を実施。その結果をまとめ、ランキングを作成しました。
普段はあまり考えることがない実家のお墓について、全国の人たちはどんな考えを持っているのか見ていきましょう。
1. 多くの人が抱える実家のお墓に関する悩み、「遠くて行きにくい」「継承者がいなくなる」が上位
全国の男女500人が答えた「実家のお墓に関する悩み」は、「遠くて行きにくい」が35.8%で1位でした。
さらに、2位は「継承者がいなくなる」(21.4%)、3位は「不便な場所にある」(12.2%)、4位は「今後の方針が決まらない」(9.0%)、5位は「手入れに手間がかかる」(6.0%)という結果です。
「遠くて行きにくい」と答えた人からは、「距離が遠いので、私が管理する立場になると困る(40代 男性)」などの意見が出ています。
移動時間や交通費が負担になるので、多くの人が帰省に合わせてお墓参りやお墓の手入れを実施。頻繁にお墓を管理できない状況になり、「手入れに手間がかかる」という悩みも生み出します。
また、「継承者がいなくなる」という問題については、「兄弟みな子どもがいないので、墓の今後をどうするか悩んでいます(40代 男性)」という意見が出ています。
お墓の継承者がいない場合は無縁墓とされ、霊園にある場合は管理者が撤去する可能性が大。遺骨は、合祀墓でまとめて供養されるのが一般的です。管理をしたい場合は、改葬や墓じまいを検討しなければいけなく、早めの対応が必要になります。