収入水準が国が定める最低生活費を満たさない場合にもらえる生活保護。

厚生労働省の調査によると、2025年6月時点における生活保護の受給者は198万8497人です。

生活保護を受給している人の多さに、驚くかもしれません。

また、生活保護の「保護率」は都道府県によって異なります。

そこで本記事では、「保護率」が高い・低い上位10の都道府県を紹介します。

保護率が高い都道府県の特徴などもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 生活保護の申請件数は「前年度比で3.2%増加」

保護率が高い都道府県を確認する前に、まずは生活保護の申請件数を確認しましょう。

厚生労働省によると、生活保護の申請件数は増加が続いています。

2024年度の申請件数は25万9353件で、前年度比3.2%の増加となりました。

2020年度以降、申請件数は毎年前年度を上回っており、5年連続の増加となります。