3. 【後期高齢者医療制度】保険料は「地域差」に注意

後期高齢者医療保険料は、各都道府県の広域連合が運営します。そのため、保険料には地域差があります。(詳細以下画像)

後期高齢者医療制度の保険料(令和6・7年度)

後期高齢者医療制度の保険料(令和6・7年度)

出所:厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」

全国平均は7000円台ですが、青森県や岩手県、秋田県は4000円台と低くなっています。一方、沖縄県や愛知県などは8000円台、東京都は9000円台と全国平均を上回る保険料となっています。

75歳以降でほかの都道府県に引っ越すことがある場合、納める保険料が変わるため、注意しましょう。

次章では、後期高齢者の医療費負担割合の増加について解説します。