家計簿を付けるのがベストですが、どうしても手間がかかります。そんな方にお勧めしたいのが、買い物する際にレシートを必ずもらい週に1度ノートにレシートを貼り付けて集計すること。

詳細に分類などを始めると続かないので、レシートをノートに貼って食費や交際費、娯楽費といった大まかな科目に分けて集計するだけで大丈夫です。これにより、自分がどこにお金を使っているのかが一目瞭然となります。使い過ぎの項目があれば翌週からその費用をカットすれば、貯金に回すお金を捻出できます。

行動は、意識をしないと変えられません。週1回レシートをノートに貼り付けて集計するだけで、支出への気付きや行動を変えるキッカケが得られます。

3. 先取り貯金を行う

毎月の収入から支出を引いて残った額を貯金する、というのが通常の方の貯金スタイルです。ただしお金が貯まらない方の多くは、収入があるだけ使い切ってしまいがちです。そのため逆転の発想で、毎月決めた金額を強制的に貯金用の口座に移してしまいましょう。

まず、給与口座とは別に貯金用の口座を開きます。そして自動振替・自動送金などのサービス(金融機関によってサービス名が異なります)を利用して、給料日などに自動で所定の金額を貯金用の口座に移すようにすると便利です。また500円玉が財布にあったら貯金をする「500円玉貯金」を合わせ技として使うと、貯金が増えるスピードもアップします。

まとめ

上記の1.と3.は、どちらかと言えば強制力を持ったお金の貯め方であり、2.は一歩立ち止まって、自らのお金の使い方を再認識するための行動です。これらをミックスすることで、さらに効果は上がるでしょう。まずはできるところから始めてみてはいかがでしょうか。

LIMO編集部