老後資産の準備に悩む現役世代にとって、積立投資は有力な選択肢です。
毎月5万円を15年間積み立てた場合、元本900万円に対して年2%の利回りで約1049万円、年3%なら約1135万円の資産形成が期待できます。
2024年に拡充されたNISAの非課税制度と、所得控除効果のあるiDeCoを組み合わせることで、税制優遇を最大限活用しながら効率的な資産形成が可能になります。
1. 老後資産作りに最適!NISAのメリットを再確認
NISA(ニーサ)は、投資で得られる利益が非課税となる「少額投資非課税制度」で、個人の資産形成を支援するための税制優遇制度です。
運用益が非課税になる税制メリットがあり、投資を始める際には有効活用すべき制度です。
NISAは2024年に制度が改正され、年間の非課税投資枠は最大360万円に拡充しました(生涯で非課税投資できる枠は最大1800万円)。
また、非課税投資枠の保有期間は無期限となり、いつでも売却が可能です。
つみたて投資枠と成長投資枠は併用でき、また売却した分の投資枠は翌年以降に再利用できる設計となり、利便性も向上しています。
運用している資産は好きなタイミングで引き出せるため、さまざまな用途で使用できます。
老後資金はもちろん、教育資金や住宅取得資金、趣味を楽しむための費用捻出に使用することも可能です。