2. 貯蓄を増やしたい!「お金が貯まる人」の4つの特徴

上記のデータでは、二人以上世帯では、様々な事情によりお金が貯まりにくいことがわかります。

しかし、そのような中でも、お金を貯められる人とは、どのようなことをしているのでしょうか?ここからは「お金を上手に貯める人」の行動パターン例を具体的に説明していきます。

2.1 「お金が貯まる人」の特徴1:収支の把握

お金が貯まる人に共通する、一つ目のポイントは「家計の見える化」です。

「なんとなく貯まらない」のは、自分のお金の流れを把握できていないからかもしれません。

「改めて確認したらコンビニ代が想像以上に多い」「このサブスク、登録したけど使ってない」。

そんな具体的な気づきが、貯蓄への第一歩となります。

方法はアプリや手書きの家計簿など、自分が続けやすいスタイルを見つけることが大切です。

週末にまとめて記録するだけでも、改めて出費を確認できるため効果があります。

収支が見えるようになると、使いすぎた月は何がいけなかったのかを反省でき、節約できた月は自信につながります。

「ゲーム感覚」で収支を見ていくことで、辛くならずにお金への意識を自然と変えていくことができるのです。

家計管理

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出所:金融庁「資産形成の基本」

2.2 「お金が貯まる人」の特徴2:貯蓄目標の設定

ライフプランニング

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出所:金融庁「資産形成の基本」

二つ目のポイントは、お金を上手に貯めている人は「何のために」「いつまでに」「いくら貯めるか」という、貯蓄のゴールを決めていることです。

たとえば、「2年後に、ハワイで結婚式を挙げるために100万円」や、「子どもが大きくなったら、マイホームを購入するために頭金を1000万円準備する」のように、具体的で夢のある目標を持つことで、貯金は「やらなきゃいけないこと」から「叶えたいこと」に変わります。