4. 生垣のお手入れ「刈り込み」の適期と方法

4.1 刈り込みの適期

生垣などの刈り込みに使用する「刈り込みバサミ」

刈り込みばさみで木を刈り込んでいる様子

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常緑樹の剪定や刈り込みに適した時期は、基本的には春か秋。とくに成長期である春がおすすめです。真夏や真冬にたくさんの枝を切ると庭木が弱ってしまうため、避けてください。

花を楽しみたい庭木の場合は、花芽(翌年の花のもとになる部分)ができる前に刈り込みを済ませましょう。この場合は、花が咲き終わったらなるべく早く、気候のよい日におこなうと花数に影響しません。

4.2 枝葉の密度が高く美しい生け垣になる「刈り込み」

枝葉を同じ長さに切りそろえて形を整える「刈り込み」は、あまり切る場所を考えずに枝の長さを揃えるだけでいいので、初心者の方でも比較的簡単にできる作業。

毎年適期に刈り込みバサミなどで枝を刈り込んでおくと、枝葉の密度が高くなり、程よいサイズをキープしやすくなります。成長が早い庭木の生垣は、好みのサイズよりも1回り小さく刈り込むと、作業の頻度を減らせますよ。

5. おしゃれな常緑樹で生垣をつくって、快適な生活を

丈夫で育てやすく、初心者さんでもお手入れしやすい常緑樹を6つご紹介しました。生垣にしたい庭木はありましたか?

庭のスペースに限りがあるお宅も多い現代。おしゃれな生垣なら、圧迫感もあまりなく外からの視界を遮れますよ。

この記事を参考に生垣をつくり、カーテン・窓を開けてリビングやお庭での時間を楽しんでみませんか?