兵庫県に住む筆者にとって、2025年の夏は日差しの強さとアスファルトからの照り返しで、プランターに植えた植物の管理も大変でした。そんな中でも、夏~秋の寄せ植えで咲き続けた花たち。

玄関先を華やかに演出し、訪れる人や道行く人の目にも涼やかな彩りを添えてくれる、頼もしい存在です。今回は筆者が「今年植えてよかった」と感じている、夏~秋の玄関先に寄せ植えとして使った5つの植物を、参考価格とともに紹介します。

記事後半では、夏~秋の寄せ植えをセンスよく見せるコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「今年玄関先のプランターに植えてよかった植物」にまつわるあれこれ

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紫のペチュニア、ワインレッドのトレニア、白いジニア、赤い実を付けている観賞用トウガラシの寄せ植え

筆者撮影

  • 2025年「プランターに植えてよかった」西日と暑さに強い植物5選
  • 夏~秋の寄せ植えを「センスよく見せる」4つのコツ

※この記事では、兵庫県で筆者が実際に育てている植物をご紹介します。開花時期や育てやすさは、お住まいの地域や育てている環境、品種等によって異なりますので、ご注意ください。

2. 2025年「プランターに植えてよかった」西日と暑さに強い植物5選

2.1 ペチュニア

西日が当たる場所でも元気に育つ「ペチュニア」2/9

紫色の花を咲かせている、ペチュニア

筆者撮影

夏の定番花として、筆者がとくに信頼しているペチュニア。西日が当たる場所でも元気に育ち、鉢からあふれるように咲き誇る姿が魅力です。

花色が豊富で、夏の寄せ植えには青・紫・白などの花で清涼感を演出しています。

※参考価格:100円~800円前後(3号ポット苗)

2.2 ジニア

暑さに強い「ジニア」一重咲きの白花は涼しげです3/9

白い花を咲かせている、ジニア

筆者撮影

ジニアは真夏の強い日差しのもとで、長い期間咲き続ける丈夫さが魅力。花形や花色も豊富で、夏の寄せ植えには涼しげな一重の白い花がおすすめです。

盛んに分岐して花を咲かせ、寄せ植え全体にボリューム感を与えてくれます。

※参考価格:100円~500円前後(3号ポット苗)

2.3 トレニア

可憐な「トレニア」は隙間を埋める脇役に4/9

ワインレッドと白の複色花を咲かせている、トレニア

筆者撮影

スミレに似た可憐な花が株一面に咲き誇るトレニア。こんもりとした草姿で、筆者は植物の隙間を埋める脇役としてよく使っています。

水切れするとしんなりしてしまうため、真夏はこまめに水を与えると安心です。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

2.4 観賞用トウガラシ

カラフルな実が個性的な「観賞用トウガラシ」5/9

オレンジや紫の実を付けている、観賞用トウガラシ

筆者撮影

観賞用トウガラシは紫・赤・黄色・オレンジなど、カラフルな実が個性的。筆者は寄せ植えの引き締め役として、シックな銅葉の品種を選びました。

夏の終わり頃から秋にかけての、季節の移ろいを演出してくれます。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

2.5 リシマキア・ヌンムラリア

明るい葉色と動きのある草姿がおしゃれな「リシマキア・ヌンムラリア」6/9

ライムグリーンの葉をつけている、リシマキア・ヌンムラリア

筆者撮影

リシマキア・ヌンムラリアはライムグリーンの葉が夏の寄せ植えに最適。茎が細く長く伸びて鉢の縁から垂れ下がり、寄せ植えに軽やかな動きを与えます。

真夏に蒸れると葉が傷むため、風通しよくするために適度な切り戻しをするとよいでしょう。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

3. 夏~秋の寄せ植えを「センスよく見せる」4つのコツ

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青い花を咲かせている、ペチュニア

Legran48D/shutterstock.com

3.1 耐暑性が強く花期が長い花を選ぶ

近年の日本の夏は、記録的な高温となる日も多く、植物にとっては過酷な気候です。そんな環境の中で寄せ植えを作る場合は、西日や猛暑に負けないタフな植物を選ぶことが大切なポイント。

また、寄せ植えを秋まで美しい状態で保つためには、花期が長く花が途切れない品種を選びましょう。

3.2 清涼感のある花色を選ぶ

見た目の涼しさは、寄せ植えのセンスを大きく左右します。猛暑の時期は、赤や黄色といった暖色系は控えめにし、青・紫・白・明るい緑などの寒色・中間色でまとめましょう。

また、透明感のある小花や繊細にしだれる植物もおすすめ。軽やかな動きと視界の広がりで清涼感を演出できます。

3.3 高低差や質感の違いで立体感を演出

単に花を並べるのではなく、手前に背丈の低いもの、後方に背丈の高いものを植えることで、立体感が生まれます。高低差が光と影のコントラストとなり、おしゃれな雰囲気に。

花だけでなく葉の色や形、質感に変化をつけるのも効果的です。寄せ植えが平面的にならず、プランターの中に自然界のような小さな景色が広がります。

3.4 「秋色」への緩やかなグラデーション

夏~秋まで長く楽しめる寄せ植えにするには、秋の素材を早い時期から仕込んでおくこともひとつの方法。夏に植え込んだ主役の花が最盛期を過ぎる頃、実ものや銅葉などが色づき始めます。

寄せ植えの印象が緩やかに夏から秋へと変わり、季節感を表現。夏の花の鮮やかさを引き締め、落ち着いた秋の玄関先へと自然に移行できます。

4. 夏~秋の寄せ植えは酷暑に負けない植物で涼しげに

夏~秋の寄せ植えには、厳しい暑さの中でも咲き続ける、強い生命力を持つ植物を選ぶことが成功への第一歩。色の選び方や植栽を工夫することで、立体感と洗練された雰囲気を演出できます。

真夏に映える鮮やかな花と、そこからゆっくりと色づく実やシックな葉物を取り入れて、夏から秋への季節のグラデーションを満喫してみませんか。

5. 【ガーデニング豆知識】植木鉢の号数とサイズ一覧

さいごに、植木鉢の号数とサイズも確認しておきましょう。

植木鉢の号数とサイズ8/9

植木鉢の号数とサイズ一覧表

出所:LIMO編集部作成

植木鉢のサイズは直径3㎝刻みです。

  • 3号鉢…直径9㎝
  • 3.5号鉢…直径10.5㎝
  • 4号鉢…直径12㎝
  • 5号鉢…直径15㎝
  • 6号鉢…直径18㎝

これより大きな鉢も、鉢の号数×3が直径です。

植物に対して植木鉢のサイズが小さすぎると根が詰まり、水や肥料を吸収しづらくなってしまいます。反対に鉢サイズが大きすぎると鉢内の水が乾きにくくなり、根腐れやコバエ発生の原因に。

植え替えの際は、元の鉢サイズよりも1号大きいサイズの鉢に植え替えるとよいでしょう。

6. こちらの記事もおすすめ!ハボタンが主役の「センスのいい寄せ植え」おすすめ植物6選

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紫やクリーム色のハボタン

Prawat Thananithaporn/shutterstock.com

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