2. 9月に給付金の請求書が届く理由は?
9月に給付金の請求書が届くのは、新たに給付金の対象となった場合です。
日本年金機構では、基礎年金を受給しており新たに給付対象となった人に、毎年9月の第1営業日から請求書を順次送付しています。
新たに給付金の対象となるのは、以下のようなケースです。
- 年金以外の収入が減り所得額が下がった
- 世帯構成が変わり住民税非課税になった
前年に仕事を退職したり収入を得ていた不動産を処分したりして年金以外の収入が減った場合、所得金額が給付金の要件を満たす可能性があります。
また、世帯構成が変わった場合も、給付対象となる可能性があります。具体的には、世帯員が減って所得が下がったり、離別などにより別世帯となった場合などです。
このほかにも、なんらかの事情により前年の所得が前々年よりも下がった場合や、住民税が課税から非課税になった場合は、9月に給付金の請求書が届く場合があります。
次章では、年金生活者支援給付金の給付額を解説します。