株式会社ファミリーマートはポケットカード株式会社と提携した新しいクレジットカード「ファミマカード」を、2025年8月27日に発表しました。ファミリーマートとしては初めて、請求時に割引が適用される仕組みを採用しており、これまでの「ファミマTカード」に代わる新サービスとなります。
1. 【ファミマカード登場】同社初の請求額から割引するお得なクレカが登場
長年親しまれた「ファミマTカード」は、2007年11月の開始以来、2025年2月までに累計460万枚を発行する実績を誇ります。今回の刷新は18年ぶりとなり、「わかりやすく、ホントにおトク」をコンセプトに、時代の消費スタイルに合わせたサービス展開を目指しています。
「ファミマカード」の最大の特徴は、利用金額から直接割引される「請求時割引」です。
具体的な割引率は以下のとおりです。
- ファミリーマート店舗での利用(ファミペイ未連携):3%割引
- ファミリーマート店舗での利用(ファミペイ連携後):最大5%割引
- JCB加盟店での利用:1%割引
この仕組みにより、利用者は「どのポイントを貯めるか迷う」ことなく、毎回の買い物で直接的な値引きを受けられます。特に物価高や消費増税といった環境下では、「今すぐに支払い額が減る」という分かりやすいメリットが、家計の負担軽減に直結。
なお、タバコやチケット類、Apple Pay決済は1%割引に限定されるほか、電子マネーやギフト券などは一部対象外のものもあります。ファミマカードでファミペイにチャージした場合は0.5%のポイント還元となり、割引の対象外となる点にも注意が必要です。