「ふと庭を見たら、謎の植物が生えてきている…」そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ただの雑草ならさほど問題はありませんが、なかにはドンドン根を伸ばして大きく育ち、あっという間に手が付けられなくなる植物が混ざっていることがあるため注意が必要です。
そこで今回は、グリーンアドバイザー&ガーデンコーディネーターの資格をもつ「みゆきさん(@miyuki.garden)」から教えていただいた【見つけたら早めに抜いておきたい、勝手に生えて大きくなる植物8選】を紹介します。
記事を読んだあとは、ご自宅のお庭に生えていないか、ぜひチェックしてみてくださいね。
※投稿の写真は【画像】をご参照ください。
※今回ご紹介する動画は、2024年10月3日に公開されたものです。また、投稿者様の掲載許可をいただいております。
1. この記事で紹介する「勝手に生えて大きく育つ植物」
- アカメガシワ
- ネズミモチ
- 南天
- バラ
- 背の高い雑草
- ヘクソカズラ
- ヤブガラシ
- ドングリ
次章からは、みゆきさんに教えていただいた各植物の見た目や特徴、放置するリスクなどについて紹介していきます。
2. すぐ抜いて!勝手に生えて大きく育つ植物8選
2.1 アカメガシワ
アカメガシワは、道端や空き地で見かけることも多い植物。新芽が赤く、葉がカシワのように大きいのが特徴です。放置していると5〜10mにまで成長することがある樹木だそう。
みゆきさん宅にも4、5本のアカメガシワが生えてきており、そのうち1本はアジサイのカゲに隠れていて気付いたときには50cmほどに成長していたそうです。
根から引き抜くのがベストですが、幹が硬くなって抜けないときはノコギリやチェーンソーで伐採し、除草剤で枯らす方法をおすすめされていました。
2.2 ネズミモチ
常緑低木であるネズミモチは、ツルツルした葉がモチノキに似ており、実がネズミのフンに似ていることが名前の由来だそうです。
洋風の生垣として使われる、おしゃれな「シルバープリペット」と同じ仲間であり、最大樹高は2〜3mほど。そのまま庭木として育てるのもアリですが、実が落ちて新しい芽が生えてしまうと管理が大変になるので、根元から抜くことをおすすめされていました。
2.3 南天
南天は「難を転ずる」の意味合いをもつと言われている縁起がいい常緑低木。秋の紅葉が美しく、カワイイ実もなることから観賞用として人気がある樹木です。
こちらもそのまま育てるのもアリ。ですが、みゆきさんは「勝手に生えてきたということは今後増える可能性があり、あとあと邪魔になることがある」ことを示唆されていました。
ちなみに「南天を切ると災いが訪れる」という言い伝えもありますが、それはただの迷信。「気にする必要はない」という解説もされていましたよ。
2.4 バラ
一季咲きのバラを育てていてローズヒップを実らせていると、バラが勝手に生えてくることがあるそうです。もちろんこのまま育てても問題なく、実際に育てているガーデナーもいるそう。しかし、バラはお手入れが大変で鋭いトゲもあるため「ズボラさんには向かない」と話されていました。
みゆきさん宅の庭にもバラが勝手に生えてきて、なんとひと夏でツルが3mほど伸びたとか。ほかの植物に刺さって生育の邪魔をしていたため、根元から剪定されたそうです。
園芸バラと見分けがつかないときは、葉の数を要チェック。通常のバラの葉は3枚、または5枚ですが、野生のバラは葉が7枚。見かけたら小さいうちに抜いておくことをおすすめされていました。
2.5 背の高い草(セイタカアワダチソウなど)
セイタカアワダチソウをはじめとする背の高い草も早めに抜いたほうがいい植物。みゆきさん宅の庭では、花壇の植栽に紛れていることが多いそうです。
セイタカアワダチソウの特徴は、葉や茎の表面がざらざらしていることや、茎がしっかりとしていることだそう。こちらも、見つけ次第抜くことをおすすめされていました。
2.6 ヘクソカズラ
ヘクソカズラは独特な匂いを放ち、葉がクレマチスに似ているツル性の雑草。気付いたらアッという間に広がっているほど繁殖力が強く、さらには節のとこから新たな根を出して張りつくので完全除去が難しい性質をもっているそうです。
みゆきさんは先端をカットして除草剤に挿し、除草剤を吸い上げさせて根から枯らす実験をされているとのこと。実験結果が楽しみですね!
2.7 ヤブガラシ
ヤブガラシは、手の平のようなカタチをした葉が特徴的なツル性の雑草。
名前の通りヤブさえ枯らすほど強い繁殖力をもっており、あっという間に成長してほかの植物を覆いつくしてしまうとか。そうならないよう、見つけたら早めに抜くことを推奨されていました。
ちなみに、みゆきさん宅では「見つけたら小まめに抜く」ことを繰り返していたら見なくなったそうですよ!
2.8 ドングリがなる木
ドングリがなる木は樹高10〜20メートルほどになる高木。コナラ属・マテバシイ属・シイ属・クリ属・ブナ属があり、なかでも特にコナラ属が発芽しやすいとのこと。
お子さんやお孫さんが持ち帰ってきたドングリが庭で発芽することがあるそうで、見慣れぬ木が生えてきたらとにかく抜くことが大事だと話されていました。
3. まとめにかえて
今回は、みゆきさんのYouTubeチャンネルから「見かけたら早めに抜いておきたい、勝手に生えて大きくなる植物8選」をご紹介しました。YouTubeのコメント欄には
- お庭のチェックは大事ですよね
- 参考になりました
- コメント欄見ると同じように戦っている方が多いので心強いです!
など多くのご意見・ご感想が寄せられていましたよ。
なお、動画のなかでは「勝手に植物が生えてくる理由」「除草剤の使い方」なども解説されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
みゆきさん、ご協力ありがとうございました!
4.
5. 【園芸に関する費用】2024年の園芸用品に関する支出は3848円
ガーデニングなど、新たな趣味を始めたいというとき、「どれぐらいの費用がかかるのか」が気になる方も多いのではないでしょうか。
総務省統計局のデータによると、2024年の園芸用品に関する支出は3848円となっています。
5.1 園芸用品に関する支出は3000円台後半から4000円台前半で推移
- 2017年:3653円
- 2018年:3606円
- 2019年:3498円
- 2020年:3778円
- 2021年:3794円
- 2022年:4274円
- 2023年:3969円
- 2024年:3848円
園芸用品に関する支出は、2019年以前では全体としては減少傾向にありました。
しかしながらコロナ禍の影響もあってか、2020年より増加の兆しが見られました。その後2023年には減少に転じましたが、全体として近年は3000円台後半から4000円台前半で推移しています。
続いて、実際に園芸に利用する植物に関する支出も見ていきましょう。
5.2 園芸用植物に関する支出は、3000円台前後で推移
- 2017年:3509円
- 2018年:3198円
- 2019年:3068円
- 2020年:3226円
- 2021年:3370円
- 2022年:3476円
- 2023年:3301円
- 2024年:2922円
園芸用品同様、2020年から2022年にかけて増加傾向にあり、2023年には減少に転じていることがわかりました。
揃える道具や、育てる草花の種類によって費用は大きく変わってきます。
支出の金額を見る限り、ガーデニングは、比較的コスパよく楽しめる趣味といえそうです。これからガーデニングを始めたいという方は、ひとつの目安としてみてください。
参考資料
LIMOガーデニング部