5. 【繰上げ受給】夫婦での話し合いが必要不可欠
今回は、年金の受け取りについて「夫が繰上げをすると妻にはどんな影響があるのか?」を解説しました。年金の繰上げは、減額した年金が一生涯続くことになるため、夫婦全体の年金総額を大きく減らす要因となりかねません。
一方で繰下げは年金額を増やす選択肢ですが、生活資金や健康状態などとの兼ね合いも重要です。どちらを選ぶかは「長生きしたら損か得か」だけではなく、夫婦のライフプラン全体で判断することが必要です。だからこそ、一人で決めず夫婦で話し合い、シミュレーションをしてみることが大切です。本記事が年金を考えるきっかけになれば幸いです。
参考資料
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。
2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMOマネー編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、保険などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年5月30日更新)