3. 入院給付金日額5000円のメリット・デメリット
入院給付金を日額5000円に設定するメリット・デメリットはどこにあるのでしょうか。以下で説明していきます。
3.1 メリット
- 保険料を抑えることができる
- 基本的な保障は確保できる
- 若い世代や収入が限られる場合に適している
3.2 デメリット
- 実際の入院費用に対して不足する可能性が高い
- 長期入院時の経済的負担が重い
- 差額ベッド代や雑費をカバーしきれない
4. ## 適切な入院給付金額の決め方
医療保険の入院給付金の金額を決めるときのポイントについて解説します。
4.1 公的医療保険制度の活用
医療保険を検討する際は、公的医療保険制度でどのくらい保障されるかも含めて検討するのが良いでしょう。
高額療養費制度の理解
高額療養費制度では、年齢や収入によって1カ月の自己負担上限が定められており、上限を超えた負担分はあとから返還される仕組みになっています。
例えば、年収500万円の35歳が月100万円の医療費を要した場合、高額療養費制度により自己負担額は約8.7万円に抑えられます。この制度を理解した上で、必要な保障額を検討することが重要です。
傷病手当金の活用
会社員・公務員は傷病手当金により、連続4日以上休職した場合に月収の2/3程度を通算1年6カ月受け取れます。この制度も考慮して逸失収入対策を計画しましょう。
4.2 自己負担費用の平均を参考にした設定
実際のデータを踏まえると、入院1日あたり約2.1万円の自己負担が平均的です。しかし、手術を受けた際に受け取れる手術給付金などを加味すると、入院日額1万円程度で基本的なカバーは可能と考えられます。
ただし、収入が高い人は高額療養費の自己負担上限額も高くなるため注意が必要です。まずは、自分の収入でどれくらいの自己負担が発生するのかを把握してくことが大切になります。
4.3 保障と保険料のバランス調整
保障を手厚くすれば保険料も高くなります。個々の家計状況や貯蓄額、収入安定性などを総合的に考慮し、適切なバランスを見つけることが大切です。