3. 老後にはお金がかかる!現役世代の間に貯蓄を始めてみよう

60歳代の貯蓄事情は個人差が見られました。貯蓄が十分な世帯もあれば、貯蓄ゼロという世帯もあり、個人差があるため平均額だけでは傾向を見ることができないのが現状です。

ただし、シニア世帯の56.6%は年金以外の収入を得ていることから、年金だけでは暮らせていない世帯も一定数あると考えられます。老後生活では、医療・介護費用や、住宅修繕費などの出費を考慮しておきたいものです。

現役世代はお金がかかる時期も多くあるため、現役世代の方の中には、「今は貯蓄をする余裕がない」という方もいると思います。

まずは、月々の固定費から削減できるものを探したり、少しずつ積み立てをしてみたりと、自分のできることから始めてみてはいかがでしょうか。

ゆくゆくは老後に向けて貯蓄をしていけるよう、自分のマネープランについて考えてみてください。

参考資料

石川 晴香