4. 翌年の秋も美しい花を咲かせる!秋植え植物の管理「4つのコツ」
4.1 冬の寒さ対策
秋植えの多年草や球根植物は寒さに強いものが多いですが、霜が降りるような寒い地域では、凍結でダメージを受けることがあります。鉢植えは軒下などに移動し、地植えの場合は株元をワラやバークチップなどでおおい、霜よけをすると安心です。
4.2 夏の暑さ対策
とくに球根植物は、夏の高温多湿で蒸れて腐ってしまうことがあるため、風通しのよい場所に植えることが重要です。マルチングで地温の上昇を抑え、鉢植えは日陰に移動しましょう。
4.3 水やりを忘れずに
秋に植え付けた植物は、翌年の開花に向けて根を張っていきます。この時期に水切れを起こすと、その後の成長に影響が出るため、土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。ただし水のやりすぎは根腐れにつながるので注意が必要です。
4.4 植えた場所を忘れないこと
秋に植え付けた後、冬の間に地上部が枯れてしまう植物も多くあります。どこに植えたか分からなくなってしまい、誤って掘り起こしたり別の植物を植えたりしないように、植えた場所にネームプレートを立てておくとよいでしょう。
5. 翌年の秋が待ち遠しい、スローライフガーデニング
秋に植えておくと、晩秋~冬にかけて球根や根がじっくりと力を蓄え、翌年の秋に再び美しい姿を見せてくれる多年草や球根植物たち。植えっぱなしにできるため、忙しい方や初心者にもピッタリです。
今から苗や球根を植えて、翌年秋の開花まで植物の成長をじっくりと見守る、そんなスローライフガーデニングを楽しんでみませんか。