3. 植えっぱなしで毎年秋に花が咲く「秋植え球根植物」3選

今回ご紹介する球根植物にはすべて毒があります。小さなお子さんやペットが誤って口に入れないよう、注意して管理してください。

3.1 リコリス

存在感のある美しい花が魅力の「リコリス」

ピンクの花を咲かせている、リコリス

Flower_Garden/shutterstock.com

リコリスは秋の訪れを告げる代表的な球根植物で、ヒガンバナの仲間。長く伸びた花茎の先に、燃えるような赤や、純白、鮮やかな黄色など、存在感のある花を咲かせます。

一度植えれば毎年秋に開花し、群生させると、さらに見応えのある景色になるでしょう。

※参考価格:200円~1000円前後(球根1球)

3.2 コルチカム(イヌサフラン)

小ぶりでナチュラルな雰囲気の「コルチカム」

うす紫色の花を咲かせている、コルチカム

Kabar/shutterstock.com

「イヌサフラン」の別名でも知られるコルチカム。葉がまったくない地面からある日突然花が開き、秋の訪れを知らせてくれます。

秋の澄んだ空気の中で力強く咲く姿は、庭のアクセントとして最適です。9月中に球根を植え付ければ、今年の開花も楽しめます。

※参考価格:400円~800円前後(球根1球)

3.3 タマスダレ

清楚な純白の花が美しい「タマスダレ」

白い花を咲かせている、タマスダレ

Nick Pecker/shutterstock.com

タマスダレは純白の花が清楚な印象。繁殖力が旺盛で、一度植えると分球しながら盛んに増え、花が群生して咲く姿が見事です。

手軽に育てられ、花壇の縁取りやグランドカバーとしても利用できます。

※参考価格:50円~150円前後(球根1球)