7. 医療費にどう備える?考えるための3つの視点

高齢になるにつれて病気やケガのリスクが高まり、入院や治療が長引くことも少なくありません。
そのとき「医療費をどうまかなうか」は誰もが考えておきたい課題です。

備え方を考えるときの視点としては、例えば次のようなものがあります。

  • 手元資金で対応できるか
    貯蓄や年金収入で、ある程度の医療費をまかなえる余裕があるかどうかを確認しましょう。長期の治療や持病との付き合いを考慮することも大切です。
     
  • どんな治療を受けたいか
    公的保険がカバーする範囲で十分と考えるか、先進医療や自由診療など選択肢を広げたいかで必要な備えは変わります。
     
  • 家計への影響を抑えられるか
    医療費が長期化しても、日常の生活費に大きな影響が出ないかどうかも判断材料になります。

最終的にどのように備えるかは、人それぞれの状況や価値観によって異なります。

自分に合った形を見つけるために、一度じっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

参考資料

三石 由佳