8月15日は、年金支給日でした。では、令和シニア世帯の口座にいくら年金が振り込まれたのでしょうか。
なお、次回の年金支給日は10月15日(水)です。
本記事では、令和シニア世帯である60歳代・70歳代・80歳代の平均受給額を一覧表で確認します。
厚生年金受給者の年金受給額と国民年金の受給額にわけて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 日本の年金は「国民年金」と「厚生年金」の2階建て!
まずは、日本の年金制度についておさらいしましょう。
日本の年金は「国民年金」と「厚生年金」の2つにわかれています。
国民年金は、65歳になれば原則誰でも受け取れる年金です。
年金保険料を一定期間以上納めていれば、現役時代の働き方や年収に関わらず受給できます。
一方、厚生年金は現役時代に会社員や公務員などの勤務経験がある人のみが受け取れる年金です。
会社員や公務員経験などがある人は厚生年金と国民年金の両方をもらえるため、国民年金のみを受給する方と比べ、年金の受給金額は高額となります。