8月15日は公的年金の支給日でした。何かと出費が多い時期なため、支給日を心待ちにしていた方もいるでしょう。
なお、次の年金支給日は10月15日です。
公的年金は定年退職後の生活を支える大切な資金ですが、みんなはいくら受給しているのでしょうか。
自分が平均よりも多いのか少ないのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、厚生年金や国民年金の平均受給額を年齢ごとに紹介していきます。
自身の状況と照らし合わせながらぜひチェックしてみてください。
1. 令和7年度の年金額は「前年度より1.9%」引上げられている
厚生労働省の「令和7年4月分からの年金額等について」によると、令和7年度の年金額は前年度から 1.9%引き上げられています。
具体的には、国民年金は前年度より1308円の増加で6万9308円に、また、厚生年金は4412円の増加で23万2784円となります。
なお、国民年金を6万9308円受給できるのは、保険料を40年間(480ヵ月)納付した場合です。
未納月がある場合は、その月数分減額されます。
また、厚生年金受給は、「男性が平均的な収入で 40年間就業した場合に受け取る年金(厚生年金と夫婦2人分の国民年金(満額))」の給付水準とされています。
受給額はこのモデルケースのものであり、実際には異なるため、あくまでも目安として捉えると良いでしょう。