4. シニアの社会保険料、結局月額いくら?

シニアの社会保険料は、結局月額いくらなのでしょうか。ここまで見てきた平均月額を足し合わせていきましょう。

4.1 65〜74歳(国民健康保険料+介護保険料)

  • 7248円+6225円=1万3473円

4.2 75歳以上(後期高齢者医療保険料+介護保険料)

  • 7192円+6225円=1万3417円

いずれも平均月額は1万3000円台と、大きな変化はありません。退職して老後生活に入ってからは、生涯にわたって平均1万3000円の社会保険料を納め続ける必要があるのです。

年間額にして約15万6000円を納めるため、収入が年金にシフトするシニア世代にとっては苦しい出費ともいえるでしょう。

次章では、シニア世代が保険料を抑えるための工夫を解説します。