2. 教育費は「短期・中期・長期」で資金計画を考える
子どもの教育資金については、「短期・中期・長期」で準備していくことをおすすめします。
-
短期(1~3年以内)
入学準備や制服・教材費など、すぐに使う教育費は元本割れしない方法で準備するのが安心です。普通預金・定期預金のほか、教育資金専用の口座を作って「先取り貯蓄」で積み立てるのがおすすめです。
-
中期(3~10年以内)
中学・高校の塾や習い事などに備えるには「守りながら少し増やす」意識が大切です。学資保険(貯蓄型)や財形貯蓄、定期預金など、確実性の高い方法を選びましょう。
-
長期(10年以上先)
大学資金など大きな出費には、長期の積立投資で計画的に備えるのが効果的です。投資信託などで分散投資を行ったり、児童手当を活用して運用するのもひとつの方法です。たとえば投資信託などを長期的に分散して積み立て投資すると効果的です。児童手当を資金に運用するのもおすすめです。
続いて、子育て世帯の家計管理について支出を整理する方法をご紹介します。漠然とした不安を解消するためにも、まずは家計の全体像を把握することから始めましょう。