シニア世代の暮らしに重要な老齢年金の支給日は先週8月15日でした。誰もが気になる老後の生活ですが「いまどきのシニア世代はどのような暮らしをしているのか」気になることもありますよね。そこで今回は、厚生労働省の調査をもとにシニア世帯のリアルな生活意識などを読み解いて解説していきます。
1. 【いまどきシニアの暮らし】平均所得はいくらぐらい?
厚生労働省が公表した「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」によると、高齢者世帯の平均所得は315万円です。
内訳は以下のとおり。
- 稼働所得:79万7000円(うち雇用者所得66万5000円)
- 公的年金・恩給:200万円
- 財産所得:14万4000円
- 公的年金・恩給以外の社会保障給付金:1万8000円
- 仕送り・企業年金・個人年金等・その他の所得:18万9000円
仕事による所得は年間66万5000円なので、毎月5万5000円ほどを働いて稼いでいることがわかります。
一方で、公的年金は200万円です。単純計算ですが、毎月16万6000円程度を受け取っていることになります。
ただし、これらはいずれも平均の数字であるため、あくまでも目安程度にとどめておくとよいでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)