4. 【後期高齢者医療制度】保険料は支払い方法は「特別徴収」か「普通徴収」
後期高齢者医療保険料の納付方法は、大きく分けて2つの方式があります。
4.1 支払い方法1:特別徴収(公的年金からの天引き)
要件を満たした場合、保険料は年金から自動的に天引きされます。
そのため、納付の手間が省ける一方で、受け取る年金の手取り額が減少する点には注意が必要です。
また、差し引きの反映までには2~3か月程度かかるため、収入の変動や住所変更、死亡といった状況が生じても、すぐに天引きを止められないケースがあるのはデメリットといえます。
4.2 支払い方法2:普通徴収(口座振替や納付書)
普通徴収とは、口座振替や納付書を利用して保険料を納める仕組みです。
自治体によっては、特別徴収から普通徴収へ切り替えが可能な場合もあります。
ただし、年金から自動的に引き落とされないため、自分で納付手続きを行わなければならない点には注意が必要です。