3. 老後に備えて貯蓄をはじめよう
60歳代の貯蓄事情は「資産を持つ世帯」と「持たない世帯」が二極化していることや、年金収入以外の所得を得ているシニア層が半数以上であることが分かりました。
公的年金の支給は原則65歳から開始します。60歳代は働いている方も多く、まだ老後のマネープランについてイメージがついていない方もいるかもしれません。
しかし、老後は医療費や住宅修繕費、お祝いといった支出が続く可能性もあり、どれくらいお金がかかるかはその時にならないと分かりません。
いざという時に困らないよう、働いている間に貯蓄をしておくことで、老後資金の心配を減らすことができるでしょう。毎月の固定費が削減できないか見直してみたり、毎月少しずつ貯蓄をすることから始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
石川 晴香
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/元銀行員
明治学院大学卒業後、株式会社常陽銀行に入行。公共債、投資信託、外貨預金、生命保険、金融商品仲介などの販売を通じて、個人顧客向けに資産運用提案業務に従事。特に投資信託、保険商品の新規提案を得意とし、投資初心者にも分かりやすい丁寧な提案が強み。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
金融投資メディアでの執筆・編集を経験したのち、2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年7月7日更新)