2. 【平均余命】ある年齢の人が、そこから平均してあと何年生きるか
シニア世代にとってより参考になるのは「平均余命」という指標です。
平均余命は「ある年齢の人が、そこから平均してあと何年生きるかと見込まれるか」ですが、例えば65歳時点でみてみましょう。65歳時点での「平均余命」は男性19. 47年、女性24. 38年。つまり今の65歳の男性は84歳前後、女性は89歳まで平均して生きるとされていることになります。
私たちは、誰もが80代、90代まで生きることが当たり前になりつつある長寿社会を生きています。
だからこそ、「何歳まで生きるか」だけでなく、「その間、お金が足りるかどうか」も現実的な課題です。
こうした背景から、最近では「資産寿命」という考え方が注目されています。