内閣府「令和7年版高齢社会白書」によると、65歳以上の就業者数と就業率は上昇傾向にあります。
なかには、収入増による年金カットに不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2025年6月13日に年金制度改正法が成立したので、厚生年金をもらいながら働く際に「年金が減額される基準額」が、2026年4月から「月51万円→62万円」に引き上げられます。
受給できる年金額には個人差がありますが、平均年金月額はどれくらいでしょうか。
本記事では《一覧表》をもとに、60歳~90歳以上の方が受給している「国民年金・厚生年金」の平均年金月額を5歳刻みでご紹介します。
働くシニアの割合についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1. 【次の支給日は8月15日】2025年の年金支給日カレンダー
私たちの暮らしとは切り離せない大切なライフラインである「公的年金」は、2か月に一度、原則として原則として偶数月の15日に支給されます(15日が土日・祝日の場合は直前の平日に前倒し)。
《2025年》年金支給日:支給対象月
- 2025年4月15日(火) :2月・3月分
- 2025年6月13日(金) :4月・5月分
- 2025年8月15日(金) :6月・7月分
- 2025年10月15日(水) :8月・9月分
- 2025年12月15日(月) :10月・11月分
このように、前月までの2カ月分の年金がまとめて支給されます。