1.1 【新NISA】「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の特徴

【新NISA】「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の特徴

【新NISA】「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の特徴

出所:金融庁「NISAを知る」

新NISA「成長投資枠」

  • 年間投資上限額:240万円
  • 非課税保有期間:無期限
  • 投資対象商品:上場株式・投資信託など

新NISA「つみたて投資枠」

  • 年間投資上限額:120万円
  • 非課税保有期間:無期限
  • 投資対象商品:投資信託やETF

非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠1200万円)※枠の再利用が可能

旧NISAは投資期間が定められていましたが、新NISAになり制度が恒久化されました。

新NISAのメリットは、運用で得た「売却益(譲渡益)」や「配当金」「分配金」が非課税になる点です。利益を全額受け取ることができるため、投資をするならまず新NISAを検討してみてはいかがでしょうか。

旧NISAでは一般NISAとつみたてNISAのどちらかを選ぶ必要がありました。新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が併用できるため、長期的な資産形成は「つみたて投資枠」、まとまった資金を運用したい場合は「成長投資枠」というように使い分けることができます。つみたて投資枠が利用できないファンドは、成長投資枠で投資することができます。

旧NISAの場合、保有期間に上限がありました。一般NISAは5年、つみたてNISAは20年でしたが、新NISAは保有期間が無制限のため、長期投資に向いています。