今年も残り半分を切っています。
忙しい日々の中では、ゆっくり立ち止まって考える時間もなかなかなく、「もう今年も半分終わっている…」と毎年恒例のように過ぎさる時の速さに驚く人も少なくないのではないでしょうか。
人生において、何度か転機となるような「人生が変わった」と思う瞬間があるものですが、今年還暦を迎える方は、これまでどのような瞬間でその変化を感じたのでしょうか。
PGF生命「2025年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」より、今年還暦を迎える方が思う「人生が大きく変わった」と思う年齢と理由をみていきます。人生が変わるタイミングで重要なお金事情についてもみていきましょう。
1. 60歳が思う「人生が大きく変わった年齢」最多は「30~34歳」
PGF生命「2025年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」によれば、人生が大きく変わったと思うことがある人は70.0%。男女別では男性68.6%、女性71.4%です。
人生が大きく変わったことがある人(1400名)にその年齢を聞いたところ、以下のような結果となりました。
1.1 60歳が思う「人生が大きく変わった年齢」: 全体・男性・女性
- ~14歳 2.1%・ 2.0%・2.2%
- 15~19歳 6.0%・6.7%・5.3%
- 20~24歳 11.5%・10.3%・12.6%
- 25~29歳 13.2%・8.7%・17.5%
- 30~34歳 18.9%・18.4%・19.3%
- 35~39歳 11.2%・12.2 %・10.2%
- 40~44歳 12.7%・15.5%・10.1%
- 45~49歳 7.6%・ 9.5%・5.9%
- 50~54歳 9.7%・9.5%・9.9%
- 55歳~ 7.0%・7.1%・6.9%
最も多いのは「30~34歳」。
男女別にみると、男性は次に「40~44歳」、「35~39歳」、「20~24歳」と続いています。
女性は「25~29歳」、「20~24歳」、「35~39歳」。男性は基本的に30歳以降が多めで、女性は40歳未満が多い傾向にあるとわかります。