損が膨らむドルコスト平均法に気をつけたい

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定期的に株式や外貨を買いつける「ドルコスト平均法」。投資初心者向けアドバイスに必ずといってよいほど登場する投資手法です。ドルコスト平均法は考え方と実行法がシンプルなこともあり、認知度も高いようです。しかし、ドルコスト平均法には気を付けるべきポイントがあります。今回はそのポイントについて見ていきましょう。

ドルコスト平均法のメリットとは

ドルコスト平均法は、投資初心者向けにつみたて投資などのシーンですすめられることが多いようです。

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毎月決まった日に自分で決めた投資金額分だけ、株式や投資信託といった有価証券、また外貨を買い付けるというものです。

上記のようなケースですと、基本的な考え方としては、以下のようなメリットがあります。

買い付け金額が決まっているので、株価が下がれば、より多くの株数を購入でき、平均買い付け価格を下げることができる。
買い付け金額が決まっているので、株価が上昇すると、より少ない株数を買うことになり、高値掴みを避けられる

また、いわゆる「つみたて投資」をしている際には、「毎月忘れずに買い付けをすることができる」や「毎月買う金額を決めているので、相場が弱い局面でも淡々と安く買付することができる」というようなコメントも多いでしょう。

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ドルコスト平均法のデメリットともいえる盲点

このようにドルコスト平均法は、投資初心者には細かいことを考える要素を減らしてくれる便利な投資法ですが、注意すべきポイントがあります。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。