実は、大卒者の離職率の傾向でいうと、大きく言えば低下傾向となっています。
過去を振り返ってみると、平成8年3月卒の大卒の離職率は33.6%と現在よりも高くなっています。それ以降のピークで見ると平成16年3月卒の36.6%を境に多少の凸凹はありますが、低下傾向にあります。
平成8年3月卒業以降でもっとも離職率が低かったのは、平成21年3月卒の28.8%となっています。こうしてみると、むしろ今どきの若者ほど離職はしにくくなはっています。
大卒の3年目までの離職の傾向
では、3年目まではどのようなペースで離職していくのでしょうか。