3. 繁殖力の強い植物を安全に楽しむ4つの方法
3.1 鉢・プランターで育てる
繁殖力が強い植物は、庭植えではなく鉢やプランターで育てるのが無難です。こぼれ種や伸びた茎が地面に落ちて発芽しないよう、できればベランダやコンクリートの上など、鉢の中以外に土がない場所で育てることをおすすめします。
3.2 タネができる前に花がら摘みをする
種から発芽しやすい植物は、花が咲き終わったらタネができる前に花がらを摘んで、こぼれ種からの発芽を防ぎましょう。種ができる前に切り取ることで、離れた場所へ種が飛ぶのを防ぐこともできます。
3.3 小まめに剪定する・抜く
繁殖力が強い植物は、小まめに切り戻したり、根ごと抜いたりして繁殖を抑えましょう。特に地下茎で増える植物やツルを伸ばしながら成長するツル性植物は、定期的に観察し生育をコントロールすることをおすすめします。
3.4 茎や根は袋に入れて処分する
切り戻しや植え替えなどで茎や根をカットしたとき、または抜いたとき、そのまま屋外に放置すると根付いてしまうことがあります。きちんと袋に入れて、植物ゴミとして処分しましょう。植物ゴミの処分方法は、各自治体の分別方法をご確認ください。
4. 繁殖力が強い植物と上手に付き合おう!
今回は「植えてはいけない」と言われる繁殖力が強い植物3種と、上手にお付き合いする4つの方法をお伝えしました。
今回ご紹介した植物は「丈夫で育てやすい植物」でもあります。乾燥や病害虫に強く、肥料もほとんど必要としないのは大きなメリットとも考えられます。
家にお迎えするときは鉢やプランターで育てたり、こまめに成長をコントロールするなど、植物の特徴を踏まえて楽しみながら育ててくださいね。
参考資料
LIMOガーデニング部
著者
樹木医の鈴森真樹を中心に、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーターや第二種電気工事士などの資格保有者などを含めたメンバーで構成される、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
ガーデニング関連書籍の企画・編集などの経験者、初心者ガーデナーなどの各メンバーが、それぞれの視点を生かした企画を担当しています。(2026年3月23日更新)。
監修者
LIMO編集部
ライター/樹木医/1級造園施工管理技士
樹木医、1級造園施工管理技士、一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。
秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。