2. 中間管理職には悩みが多い?
中間管理職は経営層と現場社員の中間となる役職のことで、一般的には部長・課長・係長となります。
主な役割としては自身の業務のほか、チームの目標達成や業務管理、労務管理、リスク管理、部署間連携、人材育成などがあります。
中間管理職の役割は多岐に渡り、経営層と現場社員の間で重要な役割を担っているといえるでしょう。一方で、一般的に中間管理職は悩みが多いことも珍しくありません。
2.1 悩み多き中間管理職?
ミイダス株式会社が行ったアンケート「中間管理職のお悩み」によると、中間管理職の多くが抱えている悩みは以下のとおりです。
- 部下と経営者の間で板挟みになる:44.0%
- マネジメント業務が膨大:37.5%
- 部下への適切な指導方法/伝え方が分からない:33.0%
ほぼ半数が部下と経営者とのコミュニケーションについて頭を悩ませていました。
部下とのコミュニケーションについては以下のように悩んでいる方も多いようです。
- 部下のキャリア支援やモチベーション維持が難しい:52.5%
- 自身が受けてきたマネジメント手法が現代では通用しない:35.0%
- ハラスメントが発生しないようにと神経を使う:34.5%
また、アンケート結果からマネジメントや育成に関する悩みなど、さまざまな悩みを抱えているとわかります。